すどうさんと弟子いど 第1回
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すどうさん。某大手予備校のカリスマ小論文講師。海外生活体験者の指導を長年務める。また、予備校以外にも、フリーランスとしてさまざまなコンサルティング事業に関わり、海外生活体験者の就活&転職支援および人材開発・能力開発に長年従事、現在も日々未来のリーダーを育成している。彼の指導の下、多くの優秀な弟子が社会に輩出された。その数は、10000人以上に上る。彼の弟子は、国内のみならず、世界各地を駆け巡る者が少なくない。← 本人談:持ち上げても、何も出んぞ!(w |
すどうさん(以下S) 怒! 先生と呼ぶな、先生と!! なんど言ったらわかるんだ!!
I:す、すいません。し、師匠!
S:師匠? 一体、生まれはいつなんだね? きみは、花の?高3トリオだっただろ。それに、いまどき、「師匠と弟子」でもないだろ。
I:あ! それいいですね、「師匠と弟子」。今日から、「弟子いど」と名乗らせていただきますw
S:は? ちゃんと、倉田百三大先生の『出家とその弟子』くらい読んでるんだろうな?
I:え? 桑田啓助?
S:桑田佳祐!! まぁぃぃ、桑田知ってるだけでぃぃ(TT)
I:ところで、先生。
S:先生と呼ぶな! ディテンション一枚ね(w
I:うっっ。。。師匠。
S:同じじゃないか!!
I:いーじゃないすか、先進まないじゃないですか、仮にも編集長でしょ!(怒)
S:はい。で、なに?
I:やっと本題に入れますねw
S:で、なに?
I:すどうさん、どーして、RTNプロジェクトに協力する気になったんですか?
S:えっ? どーしてって言われてもねぇ。。。
I:だって、すどうさん、基本的にこうゆうこと嫌いだったじゃないですか。privacyにもすごくkeenだったし、ケータイだって持たないし、ネットワークもリアルじゃなきゃ役に立たないって言ってたじゃないですか。
S:RTNプロジェクトは、バーチャルじゃないでしょ? リアルをネットに持ち上げようってことだし、バーチャルなネットの関係もリアルに落とす。その意味じゃ、変わってないよ。ただ、利用できるITテクノロジーは、使わせてもらうけどね。
I:そもそも、RTNプロジェクトってなんなんですか?
S:ゴ、ゴルア( ゚Д゚) そんなことも分からずにスタッフやってんのか!(怒)
I:そんなこと言ったって、理念が難しいってみんな言ってますよ。
S:うっっ。。。し、しょうがないなぁ、じゃ説明してやろう(汗)
I:はい。よろしくお願いしまーす。
S:RTNプロジェクトとは、海外生活体験者のネットワーク(RTNネットワーク)を構築し、それをweb2.0的な「プラットフォーム」化しようというプロジェクトです。
I:まんまじゃないですか!!(怒)
S:まぁ、待ってよ(汗) 僕自身は、こういったネットワークの「プラットフォーム」化によって、この社会が、もっと風通しのよい、自由な「アソシエーション」になっていくんじゃないかって思ってるのよ。ぼくにとっての「望ましい社会」に近づく一歩になるんじゃないかってね。
I:どんなふうにですか?
S:まぁ、使い古された言葉で恥ずかしくはあるけれど、イメージ的に言えば、「異文化共存・交流」「自由」「境界人(マージナル・マン)」って感じかな(w
I:ピンと来ませんねぇ。。。
S:そいじゃ、それは後回しにして、ちとわかりやすく(w 以前は、ネット上にチャイナ・タウン作るって説明してたんだけどね。
I:ぼくらチャイニーズじゃないですよ。
S:そんな話はしとらん!!(TT) 例えばさ、仮に中国嫌いの奴がいたとしても、たまには、チャイナ・タウン行って、美味しい中華料理食べたいと思ったりするじゃん。
I:わかってますって(藁
S:(無視) 最近は、ネット上にプレイ・グランド作るって言ってるけどね。そこには、いろんなリソースがあって、誰もがアクセス出来る。特定の理念の共有は求めない。誰も彼もが、それぞれの目的で参加できる。プラットフォーム上のリソースが自由に結びついて、色んなものがドンドン立ち上がってくる。
I:そこで何やるんですか?
S:それを考えるのがきみたちの仕事だろ(w もっと正確に言えば、ネットワークのメンバー、プラットフォームの参加者だよね。
I:色々やって構わないんですか?
S:理念にも書いてあるでしょ。「ビジネス、ボランティア、NGO・NPO、サークル活動、生活相互支援、文化交流等、さまざまな活動が活発に行われる場です。異なる価値観が出逢い、異なる集団を自由に越境し、相互に刺激を受け、さまざまなリソースが結びつき、新たな価値を創造して行く。」
I:はぁ、なるほど!(続く)
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井戸翔太。1988年岐阜県生まれ。出生後東京に引っ越す。6歳の時に渡米し、カリフォルニア州サンディエゴに12年間滞在。高校卒業後、帰国し、東京大学文科Ⅱ類に入学、現在1年に在籍。RTNプロジェクトをはじめ、大学内外で様々な活動を行っている。 |