海外生活体験者・学生インタビューvol.7


M.Yさん。1986年広島県生まれ。小学校1年から4年まで神奈川県在住。小学5年生から高校卒業まで、カリフォルニア州の現地校へ通う。卒業後帰国し、上智大学文学部教育学科に入学し、現在4年に在学。航空会社への内定が決まっている。

―海外生活をお聞かせください。

季節ごとに、水泳、体操、ダンス、吹奏楽部といったクラブ活動が中心の生活でした。毎日が忙しく、常に何かをやっていて大変だったのですが、そのおかげで現地の友達と仲良くなれ、英語も上達することができたと思います。

―特に思い出に残ったことはありますか?

アメリカに行ってまだ間もない時に、水泳のクラブへ入りました。当然英語も全く話すことができなかったのですが、水泳を通して周りのひとと仲良くなることができて、初めて海外生活が楽しいと思えました。

―帰国後の生活について話していただけますか?

まず、大学受験のために塾へ通い始めました。帰国した当初は、ニュースを見ていても理解しづらかったため、子供用に作られたニュースを見るようにしたのですが、徐々に日本語にも慣れて行けたと思います。

入学後は、その時やりたいこと、そして、就活でアピールできるようなことを模索していました。水泳、ダンス、音楽、バイト、児童館でのボランティア活動を始め、また、大学3年生からCA(キャビン・アテンダント)になるための予備校にも通い始めました。

―ボランティアについて説明していただけますか?

児童館でのボランティアは、だいたい一週間に一度のペースですが、貴重な体験をさせてもらっています。主に、夏休みにキャンプ、ピクニック、お祭りといった行事に協力しています。例えば、お祭りのときに子供たちがお店を出すのですが、「どうやったらお客さんが来てくれるか?」とか「どうやったらお店の運営がうまく回るか?」といった子供の相談に乗ったり、その他にも、町のごみを拾ったりして、清掃活動にも協力しています。

―自分が帰国子女であることについての良い点と悪い点はなんですか?

まず、良い点は海外で経験を積むことができたことだと思います。英語を学ぶことは日本でも実際にできますが、海外の経験は体験した人しかわからないと思います。 悪い点は日本語が日本に住んでいる人よりも劣っていることでしょうか(苦笑)。

―就職活動へのアドバイス、面接対策のアドバイスをお願いします。

面接の時には、一度しか体験したことがないことでも、自分が自信を持って話せることを話すのがよいと思います。バイトを3年間やっていても、その事柄について上手く話せることができないのなら、自信を持って話せることの方が説明もできるし、相手にもわかってもらえると思いますから。

―面接は特に緊張をしますが、何か緊張をほぐす方法はありますか?

面接の準備を万全にしておくことですね。私は鏡の前で話したり、ボイスレコーダーを使ったりして、練習を重ねました。それでも、面接当日になると緊張するので、この職に誰よりもつきたいと思っているし、ここまで来て伝えられないともったいないし、この思いを試験官は知らないわけだから、「伝えなきゃ!!」という気持ちで望みました(笑) あとは、当たり前ですが、回数をこなすことによって慣れていくと思いますよ。

―CAは、他の職種と違って身だしなみが特に大切だと思いますが、どういった格好で望んだほうがよいですか?

やはり、清潔感があって品のある格好です。基本メークは自分にあったシャドーや口紅を使うことが重要です。私は、大学3年生から予備校に通っていたので、その仲間同士で意見を交換し合い決めました。

―現在、CAとして内定をもらっていますが、後々の将来の夢はなんですか?

子供に教える、ホーム・ティーチャーになりたいです。

―最後に、人生で一番大切にしていることをお聞かせください。

私のモットーは、「誰にでもできることを、誰にでもできないことにする」こと。この意味は、誰にでもできる簡単なことでも、誰にもできないぐらいに一所懸命努力して、最終的にはしっかりものにするということです。常に自分に欠けているところ探し、その欠けていること吸収していくことが大切だと思っていますし、少しくらい辛いことがあっても、毎日笑顔を絶やさずいることです。

インタビューアから一言

インタビューをしていくにつれ、私はYさんの魅力にどんどん引き込まれていきました。Yさんは活動的で行動力がある一方、古き良き女性らしさも兼ね備えている素敵な女性です。特に、「誰にでもできることを、誰にもできないことにする」のモットーは印象的です。Yさんの日々の努力が感じられ、わたしも負けずに頑張らねばならないと、思いを新たにしました。

立山由佳理。1985年熊本県生まれ。中学生のときに渡米し、アメリカ・オハイオ州の現地校へ通う。そこで、‘04年のプロムクイーンに選ばれる。卒業後帰国し、現在中央大学文学部3年に在籍。英米学を専攻し、ゼミでは’60年代アメリカを研究。野球サークルのマネージャーを務めている。