帰国子女大学入試・合格体験記vol.6

interviewee_s_74_profile.jpg 後藤匠さん。1989年、兵庫県生まれ。父親の仕事の転勤により、小学1年から4年生までドイツ・デュッセルドルフに家族と滞在。帰国後、中学生のときに同じ理由からアメリカのイリノイ州に渡り、現地の高校に入学する。高校卒業まで滞在し、帰国後、慶應義塾大学に入学。現在法学部政治学科に在籍し、計量政治学のゼミに所属。来年の春から社会人として新たな一歩を踏み出す。

【慶應大学法学部合格】

そもそも、帰国入試といっても一括りに出来るものではなく、受験する大学や学部によって大きく異なってくるので、一概にこれをすればいいなどといったものはないと思います。強いて上げるとすると、自分の住んでいる地域で、自分が行きたい学部に関連した出来事などについて、まとめるぐらいじゃないでしょうか。

受験前に行ったことは漢字練習です。実際海外で過ごしていると、家で日本語を使っていても書かないので、漢字が読めても書けないといったことが多いと思います。早稲田では漢字の問題も出るので、なおさら漢字練習は必要だとおもいます。また、小論文のテーマは、結構似通っているものが多いので、テーマ毎に、一つベースとなる小論文を作っておけばよいと思います。

それでは、僕が唯一合格した慶應大学の帰国入試についてです。正直、一次試験である書類審査をパスしたら、二次試験は有って無いようなもののように感じました。圧迫面接かけられるのではないかと、びくびくしていた面接では、世間話に終始し、面接前に書いた小論文も、参考小論文といっているあたりからも読めるように、そこまで重要視しているようには見えませんでした。実際法学部では、小論文の内容には一切触れられませんでした。慶應には帰国後の学習よりも、帰国前の学習が重要かもしれません。