帰国子女大学入試・合格体験記vol.8

interviewer_s_51_profile.jpg 加藤超大。1989年生まれ。愛知県出身。高校3年間、中国の上海へ単身留学。現在は、立教大学社会学部1年に在籍。宮城夏子とRTNプロジェクト立教大学支部を設立する。将来はアパレルメーカーに就職したいと考えており、勉学の傍ら、アパレルメーカーでバイトをしながら修行中。

【立教大学社会学部合格】

欧米の教育を受けた帰国子女が多数を占める予備校において、中国から帰国して英語のできない僕の受験は、まさに挫折から始まったと言えます。だから、競争を勝ち抜くために、小論文だけは絶対に誰にも負けまいと思い、集中的に勉強しました。新聞は毎日欠かさず読み、新書などの本も週2~3冊のペースで読んで、小論文も1日1枚のノルマを自分自身に課したのです。その甲斐もあり、小論文は誰にも負けないくらい自信がつきました。今でも、受験勉強していたときの習慣は続いており、新聞や新書なども毎日読んでいます。大学受験するまで、本をあまり読んでなかった僕にとって、これは驚くべき変化です。

また、学部選択に試行錯誤したことは、自分が将来どんなことをしたいのか、考える良い機会になりました。一般受験の学生とは違い、帰国子女入試には、面接を課す大学が多々あります。「どうしてこの学部を選んだのか?」「学部で何を学びたいのか?」「この学部で勉強することにより、何が将来のために役に立つのか?」など、次から次に質問を浴びせられることもあります。ですから、将来についてはっきりとプランを言える方が印象は良いと思いますし、入学後も目標に向かって勉強をスムーズに再開できるでしょう。

最後に、大学合格はあくまでも通過点に過ぎません。帰国子女は一般受験の学生と比べて言語が多少できるだけで、あとは劣っているかも知れません。大学に入ってみれば、自分よりも凄いと思える人にも、たくさん出会います。環境の変化に慣れるのは大変ですが、大学入学後も引き続き勉強を頑張ってください。