活動報告 「世界の学校から」vol.7 Y.A

今回は、早稲田大学法学部から中国に留学されたY.A.さんより、北京語言大学(北京语言大学、Beijing Language and Culture University)を紹介していただきます。大学の語学コースの説明だけではなく、ドミトリーの様子や食生活のアドバイスもしてくださいなした。中国へ留学、または、語学留学を考えている方は、ぜひ参考になさって下さい。

Y.A.さん。1986年京都府生まれ。中学2年まで日本で過ごし、その夏に渡米。カリフォルニア州サンディエゴ・アーバインなどに滞在し、高校2年の年に一時帰国。その夏、再び渡米。帰国後、早稲田大学法学部に入学、現在3年に在籍。1年休学して北京語言大学に留学中。

活動報告

大学について

今回は僕の母校でもあるWilliam Fremd高校を紹介します。

北京語言大学は、北京市海淀区にある、1962年に設立された国立大学です。北京語言学院が前身で、もともと外国人に中国語を教育するための大学として設立されました。そのため、外国人向け中国語教育では中国トップレベルと言われています。世界各国から留学生を受け入れており、常時約3000人の留学生が在籍しています。 report_s7Akiyama3.jpg

コースについて

留学生が中国語を学ぶコースとしては、漢語速成学院と漢語進修学院に分けられます。

漢語速成学院は、半年間で中国語を学ぶコースであり、朝8時から夕方16時まで授業があります。レベルはABCDEの5段階。

漢語進修学院が1年間のコースになります。初級、中級、上級に分かれており、各レベルのなかに、さらに細かいクラス分けがあります。このクラス分けは、授業が始まる前にHSK(中国版中国語検定試験)のようなテストを受けて行われます。

第二外国語で2年間中国語を勉強した程度のレベルなら、だいたい初級の一番上のクラスになります。中級クラスになると、授業内容も高度になってきます。中国語でディスカッション、発表(期末の発表は8分間)などをしなければなりません。

寮について

寮は、予約しなくても、どこかは空いています。私も予約なしで入ることができました。寮は日本人にとっては汚いと思います。また、各部屋にキッチンがなく、共同の調理場しかありません。ですから、料理をするとき極めて不便です。

渡航時に余裕がある人は、学外のアパートに住むことをお勧めします。私も、渡航後にアパートを探して住む予定だったのですが、渡航直後は極度に疲れていたため、アパート探しする気力が残っておらず、やむなく寮に住むことになりました。中国語ができない状態でアパート探しをするのはやや不便かと思われるので、現地に知り合いがいる方は知り合いに手伝ってもらうなどするといいかもしれません。 report_s7Akiyama1.jpg

日本人について

よく北京語言大学は日本人が特別多いと言われるのですが、北京市内にある大学、北京大学、北京外国語大学などは、どの大学も日本人が多いです。また、日本人以外の外国人についてですが、学校で現在一番多い国籍は、インドネシアです。その次に、韓国、日本、ロシアでしょうか。

現地の人との交流について

北京語言大学は、留学生が多いため、現地の人と交流の機会が少ないと心配される方が多いです。しかし、大学には日本語を勉強している人が多いため、「相互学習しませんか?」とよく声をかけられます。また、語言大学は留学生が多いことで有名なため、学外から留学生と交流したい人が集まっています。ですから、相互学習の相手には事欠きません。 report_s7Akiyama2.jpg

食について

北京の料理は、基本的に脂っこいです。現地の人が普段行くようなレストラン・食堂・屋台は確かに安いですが、それを食べ続けるのはきついです(笑)

大学なので、もちろん食堂もあります。渡航直後は、私も毎日食堂で食べていたのですが、食堂の食べ物のなかから幼虫がでてきたため、その後食堂でご飯を食べるのが怖くなりました(笑)

また、学校に日本食レストランもありますが、あまりおいしくないです。おいしい日本食を食べようと思うと、大使館が密集している地域まで行かなければならず、値段もそれなりにします。そのため、中国留学に行く方は、日本にいる間に、ある程度日本食を作れるようになっておくと安心?かもしれませんね^_^

最後に

どこに留学する人にも言えることですが、強い目的意識を持って行かないと、留学の目的を果たせないです。語学留学のために中国に行く方が多いと思われますが、語学は日本でも学べます。語学以外にも、中国でしかできないことや、中国でしか学べないことを習得するつもりで行かないと、行ってから辛いかもしれませんし、来た目的がわからなくなってしまうかもしれません。しかし、いったん留学してしまえば、簡単には帰って来られないので、自分を鍛えるつもりで留学してみるのも、ありかもしれません(笑)

北京語言大学 website :
http://www.blcu.edu.cn/BLCU.asp