帰国子女大学入試・合格体験記vol.24

interviewee_s_102_profile.jpg 長澤慶美さん。1987年千葉県生まれ。13歳のときに単身留学し、カナダのトロントへ。約6年間滞在する。Victoria Park Collegiate Instituteを卒業後、帰国し、慶應義塾大学法学部政治学科に入学。現在3年に在学中。

【慶応義塾大学法学部政治学科合格】

現地大学進学の準備

カナダの大学進学のために必要な統一試験は高校の成績でした。もともとは現地の大学University of Torontoへの進学を考えていたので、現地校の成績に関しては色々と対策を練り、気をつけていました。例えば、試験範囲やポイントなど、授業をよく聞いていると、先生が教えてくれています。ここは重要だからとか、ここは試験に出さないとか。それに沿って、分からないところがないかを確認しながら期末試験勉強をし、また、平均点数を上げるために比較的A+がとりやすい選択科目や自分が得意な教科などを選びました。12年生になると、学校の先生方のこともわかってくるので、色々と分析してみたり(笑)

帰国への準備

私は現地の大学への進学が内定済みでしたから、5月後半に進路を変えるまでは、帰国することは全く考えていませんでした。そういった意味では、他の人に比べ、遅いスタートだったのだと思います。日本での進学を決意した後は、すぐに情報収集を行いました。どのような大学や試験があるのか、そのために何をすればいいのか。日本人補習授業校でお世話になっていた先生方や、一足先に帰国した友人などから情報を得ていました。

受験勉強

帰国後は、すぐに予備校に通い、勉強を始めました。しかし当初は、受験という切迫感がなく、ただ授業を受け、漢字を少々勉強する程度。当時を振り返ると、最初からもう少し真剣に取り組んでおけばと思うところがあります。帰国生の受験は9月から始まりますが、自分が思っているより、すぐその時が来てしまいます。受験を控えている皆さんは、少なくとも、予備校の授業が始まった時点から、真剣に受験勉強をした方が良いかと思います。

オープンキャンパス

オープンキャンパスで大学や学部などについて調べていました。しかし、学部説明会で聞く内容はおもにパンフレットに書かれているので、学部説明会にはほとんど行っていません。むしろ、私が知りたかったのは、自分が求めているものが得られるのかどうか、ということだったので、在学生に質問し、また、相談窓口などを回りました。あまり長期の日程で回ると時間もとられるし、また選択にも迷いが出でしまうと思い、1日、2日くらいに集中して各大学を回りました。

在学生の経験談

帰国受験生の皆さんは、どの学部や学科にするべきか、悩んでいる方もいるかもしれません。私もそうでした。政治学科にすべきか、法律学科にすべきか。たまたま、私と同じ将来を考えていた先輩とオープンキャンパスで話すことができ、学科を選ぶにあたって、非常にそれは役に立ちました。今ではその選択に満足しています。もし将来のビジョンがあるのならば、それも含めて先輩方に聞いてみるのもいいと思います。もしかしたら同じ考えをもっている方に出会えるかもしれませんから。

面接対策

受験直前期は、面接対策に力を入れました。私の場合は法学部のみを受けていたので、どうして法学部なのかという自分の考えを、各大学用にアレンジし、面接の練習をしました。予備校では、圧迫面接や「○○大学の面接対策」といった要望を出すと先生方が対応してくれたので、いい練習になったと思います。また、海外生活での経験がどのようにして今の自分に繋がったのかということを言えるように準備しておいたよいかと思います。

Victoria Park Collegiate Institute :
http://www.victoriaparkci.com/
University of Toronto :
http://www.utoronto.ca/