帰国子女大学入試・合格体験記vol.30

interviewee_s_121_profile.jpg 庄司拓矢さん。1986年東京生まれ。小学6年の夏から3年間ニューヨーク滞在。その後高校卒業まで香港に滞在。Hong Kong International Schoolを卒業後、帰国し、慶應義塾大学経済学部に入学。現在経済学部4年在学中。商学部坂本道美研究会に在籍。研究会では代表を務め、日米および国際会計基準の比較研究を専門とする。現在は米国公認会計士になるため勉強中である。

【慶應義塾大学経済学部合格】

はじめに

僕が受験したのは早慶の商学部、慶應の経済学部だけでした。第一志望は、会計を入学前からやりたかったので、商学部でした。現に今も商学部のゼミに在籍中です。経済学部受験は、帰国する前に塾の先生から勧められて受けました。結果、合格したのは慶應の経済学部だけでした。

帰国する前の準備

どの予備校の先生も言うことは同じかもしれませんが、僕は統一試験の点をひたすら上げていました。高校の成績は決して良くはなかったので、SAT I(旧SAT、1600点満点)とSAT Ⅱ(Math Ⅱ含む3科目)でカバーするように心がけました。SATIのMath、SATⅡのMath Ⅱは共に満点近く(最低でも700点)ないと、書類選考が通っても面接で突っ込まれる可能性があるので気をつけてください。ちなみにTOEFL(CBT)も受けましたが、こちらも悪かったです。

帰国してから

慶應の経済学部だけに限らないことですが、自分が受ける大学、学部の特徴をきちんと理解しましょう。ただただ、塾や予備校の先生等、周りの人が言ったから、出願だけするというのは絶対に辞めましょう。書類選考、面接で教授は必ず見抜きます。

まず、各学校のホームページで調べたり、オープンキャンパスに行ったりしましょう。オープンキャンパスは毎夏、日吉キャンパス、三田キャンパス各1回ずつ行われているので、なるべく両方行くようにしましょう。僕は、1回目で聞いたことをノートで整理して、分からなかったことを2回目のオープンキャンパスで聞きに行きました。他の大学では学べなく、慶應の経済でしかできないこと、あるいは他大と比べて優れていることが分かると、より良い志望動機が書きやすくなると思います。

出願するまで

志望理由書は慶應を出願するにあたって最も重要な部分です。どんなに高い成績を高校で保ち、統一試験でも高得点を取得できていたとしても、志望理由書の出来が悪いと落とされます。僕は志望理由を数回しか書き直さないで、勝手に自己満足してしまったので、商学部は書類選考が通りませんでした。何度も何度も志望理由書は書き直し、添削してもらいましょう。最低5回以上がベストかと思います。

面接対策として

僕はプレッシャーに弱く、緊張しやすく、頭が真っ白になっちゃうタイプです。模擬面接を初めてしたとき、言いたいことも言えずに、志望理由もまともに伝えられなかったと思います。模擬面接を通じてどこがどう悪かったか、どう改善するべきか等を考え、何回か面接を組んでもらいました。

面接では志望理由の他に、海外生活、関心のあるニュース、過去に読んだ本などが聞かれます。ニュース、本に関しては、志望する学問領域に関するものがベストで、相手に好印象を与えられると思います。僕は『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』『女子大生会計士の事件簿』などを読んでいました。

最後に

正直に言いますと、僕は予備校にはあまり行っていませんでした。しかし、決して怠けないで予備校もきちんと行って復習して下さい。合格できるところも合格できなくなって、後悔することになります。可能性を自分で閉ざさないで、自分と予備校の先生を信じて、最後までやり遂げて下さい。

Hong Kong International School :
http://www.hkis.edu.hk/