活動報告 vol.27 千葉樹

今回は、慶應義塾大学SFC総合政策学部1年の千葉樹さんが、今年8月から9月にかけてソウルで行われた「InnovAsia2009」とアイセック(AIESEC)の活動について報告してくださいます。今年度の「InnovAsia2009」は、環境と環境マネジメントというテーマで開催されました。慶應湘南藤沢委員会(SFC-LC)では、社会起業分野研修生交換事業部に所属し、海外からの企業研修生の受け入れを行っているそうです。

report_27chiba_1.jpg 千葉樹さん。1989年生まれ。1歳からシンガポールに滞在し、現地の幼稚園に通う。6歳のときにマレーシアに移り、18歳まで過ごし、最後の6年間はモント・キアラ・インターナショナルスクール学ぶ。卒業後09年春、慶應義塾大学総合政策学部に入学。サークルはAIESEC-SFCに所属。

活動報告

InnovAsia2009

「InnovAsia2009」とは、2008年にアイセック・ソウル国立大学委員会(SNU-LC)主催で始まった、アイセックの国際会議である。この 国際会議は、アイセック・コリア事務局が関与していないため、事務局主導の国際会議と比べれば会議の規模も大きくなく、参加者数も多くはない。しかし、そ れでも、アイセック・アジア大洋州(AP)を中心に、7ヵ国、90人の参加者と27人の実行委員会が集まった。今回、ソウル・ユース・ホステルで8月5日 から9日までの5日間、この国際会議は環境と環境マネジメントというテーマで開催された。 report_27chiba_5.jpg

1.    日時
2009年8月5日~2009年8月9日
2.    開催地
Seoul Youth Hostel, Seoul, Korea
3.    主催者
AIESEC in Korea SNU-LC (Seoul National University)
4.    テーマ
Environment and environmental management
5.    国別参加人数
Korea – 45
Indonesia – 12
China – 5
Hongkong – 1
Taiwan – 11
USA – 1
Japan – 15
[Facilitators - 6]
[Organizing Committee - 21]
6.    アジェンダ
 

活動内容

まず、私たちは8月5日に開催場所であるソウル・ユース・ホステルに到着し、登録プロセスを行った。ここでは、5日間使用する名札やスポンサーからの賛助 品が渡される。今回の国際会議では、石鹸のほかに、スターバックス・コリアが賛助企業になっていたため、スターバックスのタンブラーが参加者全員に配られ た。 report_27chiba_2.jpg

そして、夕方にアイスブレイクを行った後、夜にはグローバルビレッジと言われる国際交流会が行われた。これは、各国からの参加者がそれぞれの国のブースに立ち、自国のお菓子や伝統遊戯、文化を紹介するものである。

2日目から本格的に国際会議のコンテンツが始まり、朝から夜まで、セッションを行った。今回のセッションは、韓国の議会やソニーやスターバックスなどの大 企業から外部講師を招いて、公演を行ってもらった。基本的に、セッションは夕方まで行い、夜はシティーツアーやパーティが行われ、2日目の夜はシティーツ アーが行われた。 report_27chiba_4.jpg

3日目に、私と他の3人の参加者は、慶應委員会と慶應湘南藤沢委員会合同で、日本を代表して、日本における環境対策などについて発表を行い、それ以降は基本的に午前中に公演を聞き、夜はパーティや市内観光を行った。

アイセックに関して

アイセックは1948年にベルギーで設立された、世界110ヵ国と地域に広がる、今日世界最大の学生NPO団体である。次代の国際社会を担うリーダーを生 み出すために、学生に自己の可能性を発見し発展させる機会を提供する国際的なプラットフォームであり、 海外インターンシップ生交換事業の運営及び参加の機会を提供することを通じて、社会的課題を解決に導く人材や、次代の国際社会を牽引する人材の輩出を目指 している団体である。 report_27chiba_3.jpg

日本では、24の大学委員会、約1000人の会員を持つ団体であり、OBには日本の元首相でもある小泉純一郎氏もいる。委員会における活動は大きく分けて二つある。受け入れ事業と送り出し事業だ。受け入れ事業(ICX: Incoming Exchange)に従事する学生は、企業に電話し、海外研修生受け入れの提案を行う。そして、送り出し事業(OGX: Outgoing Exchange)では、日本の大学でプロモーション活動を行い、海外に研修に行きたい学生を募集する。

多くの大学委員会では、大きくICXとOGXに分かれて活動しているが、私の所属する慶應湘南藤沢委員会(SFC-LC)では、事業部制を敷いていて、環境開発、新興国、社会起業、中国、教育の5つの事業部に分かれている。その中で、私は社会起業分野研修生交換事業部に所属している。この事業部では、「学生の社会的アプローチに対する気付き」をビジョンとしている。今年度は、4月から8月までベトナムからの研修生をJESCOという企業に受け入れ、6月からは6ヵ月の期間でタイ人の研修生をカヤック株式会社に受け入れている。