海外生活体験者ブログ vol.7 りり(E.T.)

地理的には日本と隣同士のロシアではありますが、モスクワに住む日本人は僅か1500人弱。世帯数にしたら、この2分の1から3分の1くらいの数字になるでしょう。しかも、モスクワは結構大きな街なので、何の当てもなく偶然に日本人と知り合うことも極めて稀です。だったらきっと、「私のように、なかなか知り合いもできず、情報も得られず、暗くて寒いモスクワで鬱々としている人が他にもいるはず!」そう思ったのがブログを始めたきっかけです。

blog_vol7_1.jpg 「りり」さんこと、E.T.さん。社会人になってからアメリカに留学。帰国後、外資系広告代理店に就職。結婚を機にドイツ・デュッセルドルフへ。3年間のドイツ生活の後、ロシアのモスクワへ転勤、現在にいたる。ブログは、ドイツに滞在したときから書き始めるが、4月からは友人とふたりで、地球の歩き方のブログ「モスクワ特派員ブログ」も担当する予定。

ドイツからモスクワへの転勤が決まったとき、私はインターネットでモスクワの生活情報を探そうとしました。しかし、モスクワに関する日本語の情報は非常に少なく、どんな情報でもネット上で手に入ったドイツのデュッセルドルフとは大違いでした。となると、やはり情報は現地に住む日本人に聞くのが一番良いわけですが、これが中々難しいのです。

もちろん、既に当地での経験の長い人が同じ会社にいたり、日本人の多い地域に住んでいたり、子供がいれば幼稚園や学校で現地の日本人と知り合ったり、すぐに友だちが出来る機会も多いでしょう。

しかし、私の場合は同じ会社に聞ける人もおらず、子供もいないため、最初のうちは、なかなか友達を作ることもできませんでした。それでも、モスクワでの生活は始まり、ドイツや日本に住む友だちの友だち、といったわずかな伝手を辿って、生活のあれこれの入り口を教えてもらいました。

地理的には日本と隣同士のロシアではありますが、モスクワに住む日本人はわずか1500人弱。世帯数にしたら、この2分の1から3分の1くらいの数字になるでしょう。しかも、モスクワは結構大きな街なので、何の当てもなく偶然に日本人と知り合うことも極めて稀です。

だったらきっと、

「私のように、なかなか知り合いもできず、情報も得られず、暗くて寒いモスクワで鬱々としている人が他にもいるはず!」

そう思ったのがブログを始めたきっかけです。

人から聞いた情報、自分自身の経験や発見、モスクワで生活するためにどんな工夫をしているか等、とにかく、もしかしたら誰かが探しているかも? と思える事柄を書いています。

市場やショッピングモール、レストランの情報、モスクワ関連のニュース・イベントはもちろん、美味しい牛乳のブランド、トラムやバスの乗り方等、生活に密着した細かい事まで。私が悩んだり困ったりした事も、出来る限り載せています。

そのため、いつも楽しいことや「海外生活ってステキね!」と思ってもらえるような内容ではありません。むしろ、いつの間にか愚痴のようになってしまうこともしばしば。。。(^^;) それほどまでに、ロシアという地は私にとって特別で、ドイツやアメリカが、日本人にとっていかに住み易い土地であったかを実感しているのです。

だからと言って、全てが大変で辛い記事だけではありません。例えば、電車の中では年配者(それほど高齢じゃなくても!)に躊躇なく席を譲るロシア人。日本人が2、30年前の時代に置き忘れて来たような文化を、現在も継承しているロシア人の素晴らしさも、自戒の念も込めて書き留めています。そして、忘れてはならない、豊かなロシアの自然が育む、モスクワの森のリスやヘラジカなどの野生動物のことも。

少しずつですが、色んな方に読んで頂けるようになり、今では読者の方々から得る情報も多いです。誰かの助けになりたいと思って始めたブログに、いつの間にか私自身も助けられているという嬉しい「付録」も付いて来ました。

出来るだけ多くの生の情報を、それを求める人と共有すべくブログを更新すること。それがモスクワでの私のライフワークになっています。

モスクワを良く知っている人も、全く知らない人も、ブログを通じて一緒に怒ったり笑ったりして頂けたら幸いです。

りすりす通信モスクワ支局
http://blog.livedoor.jp/risurisu_journal-moscow/
りすりす通信@ドイツ
http://blog.livedoor.jp/risurisu_journal/
地球の歩き方「モスクワ特派員ブログ」
http://blog.arukikata.co.jp/tokuhain/moscow/

2010-03-13